あの「マイレージ・マイライフ」がAmazonプライムビデオに搭乗、いや登場。

マイレージ、マイライフ (吹替版)

年間322日も出張するライアン・ビンガムの仕事は企業のリストラ対象者に解雇を通告すること、つまりプロの“リストラ宣告人”。「バックパックに入らない人生の荷物は背負わない」をモットーとする彼は、夢の1000万マイル達成をすぐ目前にし、しがらみから自由な生き方を楽しんでいた。 そんなライアンに二つの出会いが訪れる。一人目は彼と同じく出張族のアレックス。気軽な大人の関係とお互い割り切って情事が始まる。もうひとつの出会いは新入社員のナタリー。ネット上で解雇通告を行い、出張を廃止するという合理化案を会社に提出しており、ライアンの立場と1000万マイルの達成を危うくする存在だった。 異なる年代の二人の女性との出会いをきっかけに、人を“切る”ことで生きてきた男が“つながり”の大切さに気づいていく・・・。

あのマイレージ・マイライフがAmazonプライムビデオに搭乗、いや、登場した。

ジョージ・クルーニー扮するライアン・ビンガムのマイレージライフ。ライアンの「バックパックに入らない人生の荷物は背負わない」というモットーは、「物理的な負荷を捨てれば捨てるほど人生が拡大していく」という高城剛との共通点を感じる。

映画ではアメリカン航空とヒルトンホテルのPRもさりげなく溶け込んでいる。どちらも上級会員という設定だが、AAのラウンジ「アドミラルクラブ」や、「コンシェルジュ・キー(ConciergeKey)」という特別なカードがひと際目立つ。ポリッシャー仕上げの銀色に輝く機体もAAらしさを醸し出す。

1,000万マイルを貯めるのが目的だと豪語するライアン(原作では100万マイル)。いつまでもふわふわと宙に浮いてないで、地面に足を着けていこうと思った矢先の切ない出来事。それは見てのお楽しみだ。

2009年公開の映画だが、経費削減を目的としたテレワーク導入の流れの中で、わざわざ遠方まで行く必要がない出張は、真っ先に切られる未来を示唆していたのではないか。本当に心を通わせる必要があるときだけ出向けばいい。

日本でも出張族と呼ばれる出張頻度の高い者が、航空会社のステータスを保持している。半永久会員のSFCやJGCは増え続けている。それによりスイートラウンジに入れない中級会員向けのラウンジは、常にごった返している。上級会員や超上級会員向けのサービスと差別化が進み、FFP(フリークエントフライヤープログラム)のリストラも進むだろう。

プライム会員になればAmazonオリジナル作品と対象の人気映画・ドラマ・アニメが見放題だ。 今なら「マイレージ、マイライフ (吹替版)」が対象になっている。

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