「長寿遺伝子」との異名をもつサーチュイン遺伝子が話題になっている、この遺伝子は飢餓状態になると発現するらしい。この遺伝子は老若男女誰でも持っていて、十分食べられない状態が続くと生き延びるためにその力を発揮するというものだ。
注目に値するのが、免疫細胞の誤作動を修正する機能だ。がん細胞を攻撃するはずの免疫細胞が誤作動を起こし、がん細胞が増殖するのを防ぎます。またがん細胞を作ると言われている活性酸素の発生も抑制するようだ。
「腹八分目に医者要らず」とは健康維持や長寿のためだけでなく、人類を滅亡から守る格言だったのだ。