日本は借金大国である。日本国債の残高は1,000兆円を超え、今なお増え続けている。このまま行けばいつか破たんするのは目に見えている。しかし楽観的に考えれば破綻しないシナリオもあるだろう。しかし、起こることを想定して準備するに越したことはない。日本においても近代に二回の預金封鎖は行われている。
一回目は昭和2年の支払い猶予緊急勅令(3週間のモラトリアム)だ。二回目は終戦直後、昭和21年の経済危機緊急対策だ。このことから過去の預金封鎖に学ぶことができる。
流れとしては、預金封鎖、新円切替(デノミ)、そして仕上げは国民財産の没収(資産税など大増税)である。
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「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」によれば、最終ステージに取るべき預金封鎖対策としては、ニューヨーク市場に上場されている「日本国債ベアETF」だという。ティッカー「JGBS(レバレッジ1倍)」と「JGBD(レバレッジ3倍)」があり、ドル建てで国債価格の下落で上昇するだけでなく円安で為替差益が得られる。さらに米国の証券会社で購入すれば、資産は米国の法により保護される。
参考文献 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 橘 玲著
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