掟破りのボウリング場がある。大阪市にあるT.T BOWLだ。なんと2時間待ちが当たり前の盛況だという。
プレイヤーが待機する場所が黒い壁で仕切られ個室になっていて、隣のレーンから見えないようになっている。ガーターになっても恥ずかしくないし、子供がはしゃいでも大丈夫だ。
驚きなのは飲食が可能だということ。ボウリング場内で注文を受け付けている。1ゲーム270円と相場と比べても安い。ワンオーダー制にしているのは安いゲーム代でも客単価を上げ収益を得るためだろう。
売り上げ低迷するボウリング場をM&Aで再生しているという。売り上げが3倍になった店舗もあるという。まさに起死回生のブレイクスルーだ。
ボウリング場ビジネスといえば衰退する産業のひとつだといってもいいだろう。そんなビジネスでも、常識の殻を破ればアイディアひとつで立ち直らせることができるということを教えてくれる。
