24時間テレビ

夏の風物詩「24時間テレビ」チャリティー番組だが、出演者にギャラが払われることで有名な番組だ。

海外ではノーギャラが常識だといって糾弾されがちだ、募金やボランティアが根付いていない国民性に対して、人気タレントを使って視聴率を上げ、募金額を増やすことは戦略としてはアリなのではないか。

指摘されているのは、出演者に払われる高額なギャラもそうだが、「番組中で3億程度の募金しか集められていないのに、製作費が40億かかっている」というものだ。

製作費に関してはっきりとした情報ソースが見つからないが、実際にはそれほどかかっていないのではないだろうか。

募金額も番組内で集まった金額よりも最終的な総額は多いようだ。公表されている数字では2013年はおよそ15億円となっていた。

いくつかソースを追っていくと、あくまで推定額ではあるが、広告収入約20億、製作費4億~10億といったところか。

4億使って15億集められているのであれば無駄とは言えないだろう。

ではテレビ局の広告収入からいくらチャリティーに回っているのかは定かではない。

まあ20億の2割くらいは電通に回っているのだろう。

「出演断った」乙武洋匡さんがつぶやく「24時間テレビ」への思いとその反応 – NAVER まとめ

もう十年以上前の話だ。「24時間テレビでメインパーソナリティーを務めてほしい」という話があった。今年で言えば、嵐のポジションだ。「ビジネス」として考えれば、それはオイシイ話だったのかもしれない。だが、断ってしまった。あの番組では、障害者の扱いが一面的であるように感じたからだ。

視聴者の立場での話だが、ビジネス色が色濃く見えるとどうしても白ける。番組の内容に違和感を感じるようになり、いつしか見なくなった。
決して募金をしなくなったわけではないが。

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