久しぶりに映画を見た。旅路の機内だったが、往路が「Gravity」帰路が「All Is Lost」。キャストが少ない異例の作品で「Gravity」はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのふたり、「All Is Lost」に至ってはロバート・レッドフォードひとりである。いずれも危機的状況に直面し生死の狭間を彷徨うサバイバルストーリーだ。
飛行機内という気圧が不安定な空間で観るには息苦しくなる映画だったが、死を覚悟し生きることを諦めるほどの極限状態で、どれだけ生への執着を持てるのか。実際にその状況になってみなければわからない。