自分の体のことをよく知らないと不調の原因はわからない。もっと自分の体のことを知りたいと思い IgG抗体検査キットを使って、遅延フードアレルギー検査をしてみた。
いままでのアレルギーの概念と違って、8時間~48時間後に遅延してアレルギーが出るというものだ。USバイオテック社のものが精度が高いと聞いて、以下の検査キットを取り寄せた。
アンブロシア株式会社|アレルギー検査キット|食物アレルギー|遅延型フードアレルギー
4月23日に発送して結果待ちだったが 5月9日に結果が出た。
反応クラスは全部で7段階。低い方から「無反応」「非常に低い」「低い」「中程度」「高い」「非常に高い」「極めて高い」となっている。明らかに高い反応を示したのは乳製品だった。
検査項目としては、カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルトで反応クラスが「低い」から「高い」の間にある。
他が「無反応」か「非常に低い」であるのに対して、明らかに高い反応である。
普段、牛乳は飲まないが、たまに飲むカプチーノは控えようと思う。それから、シチューなどホワイトソース系。パンはフランスパン、ドイツパン、ベーグル以外はダメということになる。
バターも乳製品だ。カステラ、クッキー、プリン、アイスクリーム、シュークリーム、ケーキなど甘いものは牛乳を使っているのでだめだ。
沢山摂取しているものほど反応が出やすいという話もある。
なおアレルギー学会では、食物アレルギーにおけるIgG抗体の診断的有用性を公式に否定しているので、結果を信じる信じないは情報収集した上で判断してほしい。
ここに遅延フードアレルギー検査をして、実際に食事制限をした人の記録がある。
この方は食事制限した結果、変化のあったもの、無かったものがあるようだ。
検査結果をすべて鵜呑みにするのではなく、自分の体と相性が悪い食べ物を見つけるきっかけに、IgG検査を使うのがちょうどいいかもしれない。
人間の食事に鶏卵や牛乳は必要なのか。何も考えずに食べたいから食べる。美味しいから食べるのではなく、本当に正しい食物連鎖の中で生きているのか?そのことを考えさせられる。
鶏卵や牛乳そのものが悪というのではなく、製造工程から問題が起きているような気がしてならない。劣悪な環境や飼料で育てられた鶏や牛から得られる鶏卵や牛乳を摂取することによる弊害。フード・インクを見てそう思う。